2024年3月21日(木) 1.はじめに ブッポウソウ(Eurystomus orientalis)の論文のことで,journalのeditorから次から次へと変更事項が指示された。それらにひとつずつ対応しているうちに季…
生物多様性研究・教育プロジェクト(研究と教育の原点を考える) Ⅲ. 四季折々の自然の風景と野鳥 2024‒No. 2 近澤峰男さんの作った花カレンダー
2024年3月11日(月) 1.始めに 近澤峰男さんから頂いたPortable Hard Disk(携帯用ハードディスク)を見ていたら,花カレンダーのファイルが出てきた。1枚が2つの写真で構成されていて,上に花の写真,下…
生物多様性研究・教育プロジェクト(研究と教育の原点を考える) Ⅵ. 進化生物学博物館(Evolutionary‒Biology Museum) 2024‒No. 2:奄美大島のトゲスナモグリ(Glypturus armatus)
1.はじめに 海産動物(marine animals)を生活様式の視点で分類すると,大きく3つのタイプに分かれる。ひとつはネクトン(nekton)と呼ばれ,潮や海流に流されず,自力で海の中を泳ぎまわることができるグループ…
生物多様性研究・教育プロジェクト(研究と教育の原点を考える) Ⅵ. 進化生物学博物館(Evolutionary‒Biology Museum) 2024‒No. 1:シロオビアカアナエビ(Axiopsis serratifrons)
1.はじめに アナエビ類(Axiidea)は,サンゴ礁の海岸に穴を掘って棲む十脚甲殻類である。系統学的な立ち位置(phylogenetic status)は,確信をもって答えられるという専門家がいるとは思うが,私は全くわ…
生物多様性研究・教育プロジェクト(研究と教育の原点を考える) Ⅳ. 新生代第四紀 2024‒No. 4,奄美大島:多発するガケ崩れと奄美ブルーの海岸
2024年2月24日(土) 1.Introduction 私が初めて奄美大島を訪れたのは,1977年(昭和52年)の春だったかと思う。インターネットで1977年のヒット曲を調べてみると,「渚のシンドバット」(ピンク・レデ…