生物多様性研究・教育プロジェクト 四季折々の自然の風景と野鳥 2023–No. 3: 近澤峰男さんの愛した自然の風景(植松山)

令和 5 年(2023)2 月 26 日(日)

1.はじめに
「四季折々の自然の風景と野鳥」は,近澤さんの奥様にも PDF ファイルをお送りすることになった。送付する日にちが長引くとまずいので,2 週間に一回ぐらいのペースで原稿を作らねばならないだろう。自分が経験して記事を作る代わりを近澤さんがやって下さると,私の方は大変助かる。近澤さんのご厚意に対し,深くお礼申し上げたい。

 2023 年 No. 3 の記事は,近澤さんが「植松山」に登られ,その時に撮影された画像を基に作成された。植松山は,兵庫県では有名な山のようだ。インターネットに登山の記事がたくさん出ていた。その中の一つをピックアップした。

「兵庫の山の中では4番目に高い山であろうか。1,191m と云えば県下ではまず A クラスの山になる。周囲の三室山,後山,日名倉山に人気を奪われた格好で,第三の山のような存在感に見られているのは如何にも惜しい山である。・・・以下の写真は、現地の状況を行程順路のとおり撮影し掲載したもので,写真としての価値観は零に等しいが,今後このコースを歩く人達の参考になればと,あくまで記録写真として掲載した。お見苦しいところはご容赦願いたい。」とある(http://matumoto.la.coocan.jp/uematu.htm)。ずいぶん謙遜された記述であるが,登山をしてその記録を残し,記録をインターネット上にパブリッシュすることは,大変良いことだと思う。写真をもっと大きくすれば,思い出は同行された方々の記憶にも強く残るのではなかろうか?

 植松山は,兵庫県宍粟市(しそうし)・千種町(ちぐさちょう)にある。千種町の地名は何とか読めそうだが,宍粟市は「ししぐりし」とか「あなぐりし」と読んでしまいそうだ。

2.被写体と撮影に関する基礎情報
<撮影者氏名と所属> 近澤峰男(兵庫県明石市魚住町)
<撮影場所と撮影日時> 植松山(兵庫県宍粟市・千種町)。撮影は平成 26 年(2014)6 月 14 日。
<撮影機材> 不明。近澤さんが植松山に登られた頃,どんなカメラをお使いになっていたか知らない。

<参考文献>
植松山 1,191m(兵庫・宍粟市千種町)に登る。(http://matumoto.la.coocan.jp/uematu.htm)
YAMAP・植松山。(https://yamap.com/mountains/4714)

図 1.植松山(1,191m)。兵庫県で 4 番目に高い山(兵庫県宍栗市千種町)。近澤さんは,植松山と周囲にある兵庫県の山々によく登られていた。

図 2.国道 429 号沿いから見る植松山。山頂付近まで杉の植林がみられる。急峻な山の斜面で伐採をしたり,植林をするのは大変だろう。

図 3.植松浜登山口に立つ近澤峰男さん。まだこのころ(2014 年)は,軽のジープに乗っておられた。私がお会いした時にはハリアーだった。

図 4.植松山の登山道周辺の植生(flora)。スギ,ヤマザクラ,シデ(?)が見える。

図 5.登山道の脇に咲く可憐な花。すみません,名前は知らない。

図 6.登山道の脇に咲く可憐な花。すみません,本種も名前は知らない。

図 7.登山道の脇に咲く可憐な花。すみません,本種も名前は知らない。よく見る草花ではある。

図 8.登山道の脇にある滝。高さ 20m ほど。滝つぼには大きなアマゴがペアで潜んでいそうだ。

図 9.登山道の脇にある清流にいたアマゴの幼魚。ずいぶん痩せているが,エサが少ないのだろうか?

図 10.植松山の山頂に立つ近澤峰男さん。周囲の灌木の種類は忘れた。今は植物図鑑で調べている時間的余裕がない。すみません・・・。

図 11.植松山の山頂から見た(多分)岡山県境にそびえる山々。中央のひときわ高いのが後山(1,344m)だろう。

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