ブッポウソウ総合情報センター速報(No. 34)

令和3年(2021)7月19日(月)

成長の不ぞろい

子育てが終わりに近づいてくると,ヒナがうまく育っている巣箱と,危なっかしい子育てになっている巣箱の違いが明らかになってくる。

図1は,7月18日(日)に大和にあるE-07の巣箱の中を示している。この巣箱(E-07)では,卵が巣箱の中で割られたり,ヒナが途中でいなくなったりとずっとトラブル続きだった。E-07は今年100m以上離れた別の電柱に移設された。なかなかブッポウソウは現れなかったが,やっと見つけたらしく,3つ卵を産んだ。

図1.E-07の巣箱(7月18日)。

確か3匹がふ化したはずだが,中を見ると2匹になっている。しかも上のヒナは羽毛が生えてきているのに対し,下のヒナは皮膚が露出しやっと羽軸になりかけたところである。成長の違いは2つのヒナの頭部を見ると一目瞭然である。両方ともうまく育つだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です