令和3年(2021)7月13日(火)
もう巣立ちが終わった巣箱が出始めた。
7月13日(月)は,上竹荘から県道78号を通り,国道313号の交差点(巨瀬町)に出た。交差点を右折し,国道を走ると長いトンネルに入る。真夏は,トンネルの中はひんやりしていて気持ちがよい。トンネルを抜けると真庭市中津井町に出るが,このあたりの行政区分は入り組んでいて,自分が走っているところが真庭市なのか高梁市なのかよくわからない。
313号から78号に入り,5分ほどで中井町につく。中井町の電柱には多様性プロジェクトの巣箱が10数コかけてある。いつもなら中井町を終えたら78号に戻り,北房町に行くのだが,7月13日は中井町のJ-10の巣箱(図1)を見たあたりで,雲行きが怪しくなってきた(図2)。空には黒い雲が広がってきたが,畑公会堂の近くの庭にきれいな花が咲いていた(図3)。天気とは関係ない話で恐縮です。
上竹荘(吉備中央町)から中井町にかけての巣箱では,ヒナが首を出し始めたところが多い。トンネル(313号)を出てから78号に入る前に左に入る小道があり,奥にL-09がある。
図5は,中井町にあるJ-02の巣箱である。ここは2015年に設置された。設置された年には連日10匹以上のスズメの大攻勢を受け,巣箱の中に大量のワラを積まれ,とうとう追い出されてしまった。その次の年(2016)もスズメのワラ運びは熾烈を極めたが,意を決したのか,ある時にワラの大量に敷かれた巣箱に入り込み,ワラを踏みつけて産卵した。
それ以降,この巣箱にはスズメはあまり近づかなくなった。
中井町のこの地区(西という地名?)の方々は,ブッポウソウの子育てに強い関心を持っていて,ブッポウソウを大事にしてくれているみたいだ(図5と図6)。今年(2021)はまだ巣立った幼鳥が落ちたという連絡は入っていない。