中山良二さんの家の近く(家から100mほど離れている)の田んぼの畔に設置した電柱(自立柱)に巣箱がひとつかけてある。巣箱の入り口と内側には,ビデオカメラが取り付けられていて,24時間にわたり,ブッポウソウの子育ての様子を観察することができる。
ブッポウソウは巣箱を見つけてからすぐに産卵に入る訳ではない。産卵前には1か月にも渡り,巣箱の中を入念にチェックしている。この行動に関して,中山良二さんは,大変興味深い研究を行った(詳細は下記)。なお,得られたデータの著作権はブッポウソウ総合情報センターにあり,無断転載はお断りします。
図1.巣箱から出たブッポウソウのメス親。平成28年(2018)7月1日。
場所は不明だが,巣箱の底の穴の開け方から,多様性プロジェクトの巣箱に間違いない。箱の右側にビデオカメラのコードが写っているのと,背景(空)の角度から,美原集落センターか美原Fの巣箱ではないかと思われる。近澤峰男さん撮影。